品質

陽極処理について

アナトメタル社のピアスジュエリーには無色のハイポリッシュを含めチタンで全16色、ナイオビウムで全18色が存在します。
これらのカラーは全てチタンやナイオビウムを陽極として電解質溶液中で通電した際に金属表面に生じる酸化皮膜による発色であり、金属の発色方法で一般的なメッキ加工や着色加工とは全く違う方法です。
要するにメッキ加工や着色加工のように、ある金属の上にまた別の素材を用いて発色するわけではなく、この陽極処理による発色方法はチタンならチタン本体の表面に陽極酸化皮膜が出来、そのチタン製の皮膜が光の干渉作用により各カラーに発色して見えるのです。
電圧を変えることで酸化皮膜に厚みが加わり、厚みによって光の屈折率も変わるため様々な発色がされます。

Anodizing

陽極処理は別素材を使用することもなく、金属自体に変化がない発色方法なので、アレルギー体質の方やファーストピアスとしてもどの色も変わらず安心してお使いいただけます。
陽極処理で生じる酸化皮膜は硬く耐食性も高い保護皮膜となるので、体内に流れ出す金属量の面から考えてもカラーに発色されたチタンやナイオビウムは更に人体にとって安全な金属といえます。
(※勿論、ミラー仕上げに磨き上げられたアナトメタルのチタンやナイオビウム、サージカルステンレスのハイポリッシュジュエリーも安全性に変わりはありません。)

 

こうして見てくると長所ばかりに見える陽極処理ですが、弱点としてはあくまでもチタンやナイオビウムの表面のみに有効な発色方法の為、時間の経過と共に、皮膚との摩擦や体液、洋服やジュエリーとの接触により、色は徐々に変化し、最終的には素材自体の色(無色)に戻ってしまいます。
陽極処理による発色が保たれる期間は、ジュエリーの形状、体質や使用方法、使用頻度により個人差が非常に大きいです。
また、陽極処理には各カラーに発色する際の決定値というものはなく、発色加工をする者の技術量、電解液の濃度や交換時期、電極間の距離、発色させる面積など、様々な要素で同じ色でも毎回微妙に差が出ます。
例えるならそれはとても写真の現像と似ていて、同じ写真でも現像する際の様々な条件によって赤味が強く現像される時もあれば青味が強く現像される時もあると思います。

しかしながらこれらの弱点は、人体に最も安全である発色方法を優先させている為です。
しばしば傷口に装着させることもあるボディピアスというジュエリーの特長上、何より大切なことは人体への影響だとアナトメタル社は考えます。
ですから皆様にもある程度上記の旨をご理解いただいて、人体への安全性を最優先とした上で可能な陽極処理で発色されるチタン全16色、ナイオビウム全18色のカラーをお楽しみいただけたら幸いです。
アナトメタルジュエリーの陽極処理酸化についてはこちらもご参照ください。